iPhone(iPad)が故障していて修理したいという人はたくさんいるのに簡単に修理できない日本の現状について。
キャリアショップでは修理の対応は出来ない。
iPhone(iPad)が故障した場合のほとんどはiPhoneを購入したキャリアショップ(docomo、au、Softbank)に持ち込むことが多いですが、ショップではiPhoneの修理は一切出来ない為、アップルストアや正規プロバイダーを案内されるだけです。
ところがアップルストアや正規プロバイダーは絶対的に店舗数が少なく、(横浜市内はアップルストは無く、正規プロバイダーは3件)直接持って行っても、予約をしてからの受付けで、修理も長時間待たされるため壊れたiPhoneをすぐに直すことが出来ません。
また、アップルストアや正規プロバイダーでは修理前に初期化(データが消去される)が必須のため事前にデータのバックアップと修理後のデータ復元作業が必要となり、デジタル機器に不慣れな方やご高齢者にはハードルが高く、また保険に入っていないと修理料金も高額になるため、結局は修理せずに使用するか機種変更してしまうことが多いのが現状です。そのような手間と時間がかかる理由からiPhone修理専門店の需要が高まっております。
国内のスマートフォンの7割はiPhone。
2015年現在で日本における携帯電話普及率は113%。その中でもスマートフォン普及率は52%、iPhoneはスマートフォンの中で69%のシェア。つまり国民の45%がiPhoneを使用している計算になります。
このように日本ではiPhoneの使用率が高いため、iPhoneに特化した即日修理店が多く存在しています。対してアンドロイド端末は製造メーカーが多いため、当然機種も多くなることから修理部品の在庫確保のコストアップや、修理技術の習得も広範囲になってしまうため修理店はあまりありません。